
小学生の勉強の習慣は意思ではなく準備で決まる|家で勉強しない子の整え方
2026年10月26日 21:27
「今日から毎日、自分で勉強する」
そう約束したのに、三日もたたないうちに元どおり。
ランドセルを置いたら、まずゲーム。
「宿題は?」と聞くと「あとでやる」。
そのまま夕食になり、寝る時間が来る。
小学生のお子さんの勉強の習慣について、こんな毎日を繰り返している保護者の方もいるのではないでしょうか。
結論から申し上げます。
勉強の習慣は、子どもの意思の強さでは決まりません。
決まるのは、勉強を始める前の「準備」です。
「意思に頼る勉強は、続かない」
「やる気を出しなさい」
「自分で決めたことでしょう」
意思の力で続けさせようとすると、続かなかった日に、子どもは「自分は意思が弱い」と思います。
親は「この子はやる気がない」と思います。
どちらも、本当の原因ではありません。
大人でも、「明日から毎朝走る」と決めただけで走り続けられる人は多くありません。
続いている人は、走る時間と服とコースが、前の晩に決まっています。
小学生ならなおさらです。
何を、いつ、どの順番でやるかを自分で考え、誘惑をがまんしながら机に向かう力は、まだ育っている途中です。
これは怠けではなく、成長の段階の話です。
「小学生の勉強の習慣をつくる4つの準備」
習慣が続く子の家には、共通する準備があります。
・始める時間が決まっている(「帰って手を洗ったら」など、毎日の行動とセットにする)
・始める場所が決まっていて、机の上に勉強以外の物がない
・最初にやる1問が、前の日に決まっている
・やったかどうかを、毎日見てくれる人がいる
どれも、子どもの意思とは関係ありません。
準備さえ整っていれば、やる気がない日でも、とりあえず始められます。
始めてしまえば、多くの子はそのまま続けられます。
「小学生のうちに習慣をつくっておく理由」
中学生になると、部活が始まり、定期テストが始まり、勉強の量も一気に増えます。
そのときに、机に向かう習慣があるかないかで、スタートがまったく違います。
中学生になってから習慣をつくろうとすると、勉強の中身の難しさと、習慣づくりの大変さを同時に背負うことになります。
小学生のうちは、まだ勉強の量がそれほど多くありません。
習慣だけを先に身につけておくには、いちばん良い時期です。
「今日、家庭でできること」
4つのうち、今日すぐにできるのは「場所」です。
いつも勉強する机の上から、勉強に使わない物をすべて片づけてみてください。
ゲーム機やタブレットは、勉強の時間だけ別の部屋に置きます。
それだけで、「座ったら勉強する場所」が一つできます。
声をかける回数が、少し減るはずです。
「家では「準備」を保ち続けるのが難しい」
ただ、家庭で4つの準備を毎日保ち続けるのは、思っている以上に大変です。
家には、テレビがあり、スマホがあり、兄弟がいて、夕食の支度があります。
家庭は本来、休む場所です。
勉強よりも強い誘惑が多いのは、当たり前のことです。
そして、「やったかどうかを毎日見る」役は、仕事を終えて帰った保護者の方には重すぎます。
毎日続けようとするほど、親子の言い合いが増えてしまうこともあります。
うまくいかないのは、保護者の方の工夫が足りないからではありません。
家という場所が、もともと勉強の準備を保ちにくいのです。
「こんな様子があれば、家庭だけで抱えない時期です」
・宿題を始めるまでに、毎日何度も声をかけている
・机に向かっても、10分たたずに別のことを始めてしまう
・「勉強しなさい」が、親子の会話でいちばん多い言葉になっている
当てはまるなら、意思や声かけの問題ではなく、環境を変える時期です。
「STEP教育学館がしていること」
STEP教育学館では、決まった曜日の決まった時間に、決まった場所で勉強を始めます。
何をやるかは講師が用意し、どこまで進んだかを毎回確認します。
小学生のうちに大切にしているのは、難しい問題を解く力より、机に向かう習慣そのものです。
習慣が身につけば、分かるようになり、できるようになり、勉強がおもしろくなります。
おもしろくなれば、親が口を出さなくても、自分からするようになります。
松原市・大阪市の4教室(河内天美・布忍・中野・夕陽丘)で、小学生から中学生までを見ています。
入塾を決めていなくても構いません。
まずは、今のお悩みをお聞かせください。
お子さんが乗り気でなくても、保護者の方おひとりで大丈夫です。
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お子さんの「やる気」を、これからも待ち続けますか。
それとも、やる気がなくても始められる準備を、今日から整えますか。
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