
【中学受験をしないご家庭へ】高校受験を見据えた小学生からの学習戦略
2025年09月29日 09:16
「中学受験はしないけれど、将来の高校受験のことは気になる…」
「小学生から塾に通わせるのは、まだ早いかしら?」
「高い費用を払ってまで、通わせるべきか迷ってしまう…」
お子様の将来を想うからこそ、このような悩みを抱えている保護者の方は少なくありません。
「今は、学校の授業をしっかり聞いていれば大丈夫なのでは?」と考えるお気持ちも、よく分かります。
しかし、私たちは、その考えに敢えて「NO」と言わせていただきます。
なぜなら、その「まだ早い」「学校だけで十分」という今の判断が、数年後、お子様が高校を選ぶ際の選択肢を、知らず知らずのうちに狭めてしまう可能性があるからです。
高校受験は、小学5年生から始まる“長距離マラソン”
高校受験は、中学3年生になってから突然始まる短距離走ではありません。
小学5年生から中学3年生までの、実に5年間にわたる学習内容が問われる“長距離マラソン”です。
マラソンで良い記録を目指すなら、スタートは早い方が有利なのは言うまでもありません。
早くから走り始めれば、無理のないペースで基礎体力をつけ、余裕をもってゴールを目指せます。
特に、理科や社会といった科目は、小学生のうちは受験を意識することが少ないため、中学3年生になってから、その膨大な暗記量に圧倒され、ボロボロになってしまうケースが後を絶ちません。
学校の授業だけでは、なぜ足りないのか?
もちろん、学校の授業は学習の基本です。
しかし、学校はあくまでもクラス全員に向けた、画一的で一律の指導が中心となります。
一方で、私たちのような学習塾、特にこの地域で長年お子様たちと向き合ってきた塾には、作っては消える大手チェーンにはない、地域に根差した確かな実績と、一人ひとりの習熟度に合わせた指導ノウハウがあります。
小学生の今だからできる、最強の学習戦略
では、小学生の今、何をすべきなのでしょうか。 私たちは、「算数・国語・英語のどれか一つでも良い。主要科目を今のうちに固めておくこと」が、高校受験に向けた最強の戦略だと考えています。
なぜなら、中学生になると、この主要5科目に加え、副教科4科目を合わせた9科目のテスト勉強を同時に進めなければならなくなるからです。
その時、小学生のうちから得意科目が一つでもあると、テスト前の学習負担が劇的に軽くなり、心にも余裕が生まれます。
その結果、他の科目の勉強にも時間を割くことができ、全体の成績が安定するのです。
「できる!」が自信を生む。“好循環”に乗ろう
これは、いわゆる「頭のいい子」が自然と実践している“好循環”のサイクルです。
好循環:得意なことがある → テスト前の負担が軽い → 高得点が取れる → 自信がつく → 他の科目も頑張ろうと思える
逆に、最も避けたいのが、苦手なことばかりに目を向けてしまう“悪循環”です。
悪循環:苦手なことばかりやらされる → やる気が出ない → 点数も上がらない → 自信をなくす
小学生という大切な時期に、無理に苦手科目を克服させようとするのではなく、まずは「できる!」という成功体験を一つでも多く積み重ね、勉強に対するポジティブなイメージを育ててあげることが何よりも重要です。
その成功体験が、お子様の中に揺るぎない自信を育みます。
自信こそが、数年後に社会という自由だが厳しい海へ漕ぎ出すための、唯一の羅針盤となるからです。
高校受験という長いマラソンを、笑顔で走り抜けるために。 小学生の今だからできる、未来への準備を一緒に始めてみませんか?