
【中学数学】完璧主義の呪いを解け!実力テスト1科目平均点+10点を"確実"に獲るためのテスト戦略
2025年10月17日 10:01
「宿題もある程度きちんとこなす。授業も聞いていない訳ではない。なのに、なぜか数学のテストの点数だけが伸び悩む…」
保護者の皆様、こんなお悩みはありませんか?
そして生徒の君、「がんばっているのに、なんでだろう…」と首をかしげていないかい?
もしかしたら、その原因は君の"真面目さ"そのものにあるのかもしれない。
テスト開始の合図と共に、律儀に大問1の(1)から順番に、全ての問題を解こうとしていないだろうか。
実はそれこそが、努力が報われない最大の"罠"なのだ。
衝撃の事実:テストは"全問正解"できるようには作られていない
まず、この事実を受け入れてほしい。
中学校の数学のテストは、おおよそ50分で35問~40問程度。
単純計算してみよう。
50分 ÷ 40問 = 1問あたり1分15秒
これは、問題を読んで、式を立て、計算し、答えを書くまでの全工程の時間だ。
見直しや、少し手が止まって考える時間は一切含まれていない。
どうだろう?
全ての問題を完璧に解き切ることが、いかに無謀な挑戦か分かってくれただろうか。
テストとは、学力だけでなく、限られた時間の中で最大の得点を稼ぐ"戦略"が問われるゲームなのだ。
では、どう戦うべきか?
我々の答えはSTEP式「目標点達成タイムマネジメント」だ。
「平均点+10点」という目標は、満点を目指す戦いとは全く違う。
それは「獲るべき点を、一滴もこぼさず拾い集める」戦いだ。
そのための具体的な3ステップを紹介しよう。
STEP1:【仕分け】最初の1分で、敵の布陣を見極める
テストが始まったら、すぐに解き始めるのではない。
最初の1分間で全ての問題にザっと目を通し、問題番号の横に印をつけていく。
A:絶対に解ける(10秒で解法が浮かぶ基礎計算、小問など)
B:少し考えれば解ける(標準的な文章問題、関数の問題など)
C:時間がかかる or 分からない(複雑な図形、証明の最後、応用問題)
この「仕分け」こそが、戦略の第一歩だ。
STEP2:【制圧】まずは"A"を完全制覇し、心の余裕を作る
次に、"C"や"B"は一旦無視して、"A"の問題だけを一気に片付ける。
これで全体の約60点、つまり平均点前後の点数を確保できる。
何より「これだけ解けた」という安心感が、後半のパフォーマンスを劇的に向上させる。
STEP3:【上積みと見直し】"B"を攻略し、"鉄壁の見直し"で砦を築く
残った時間で、"B"の問題に挑戦し、点数を上積みしていく。
そして、この戦略で最も重要なのが、テスト終了前の10分間を、必ず「見直し」の時間として確保することだ。
考えてみてほしい。
解けるか分からない"C"の問題に10分かけて0点になるリスクと、"A"と"B"で犯したケアレスミスを見つけて8点拾う確実性。
どちらが賢い戦略だろうか?
「見直しを3回する」くらいの気持ちで、自分の解答を疑い、計算過程を追い、符号のミスがないか徹底的にチェックする。
この執念が、君の点数を守る鉄壁の砦となる。
戦略が、"がんばり"を"結果"に変えた瞬間
以前、数学に悩み、いつも「時間が足りない」と嘆いていたD君がいた。
彼はまさに、この"完璧主義の罠"に陥っていた。
我々はこの「目標点達成タイムマネジメント」を彼に授けた。
彼が初めて、テストで応用問題の(3)に堂々と×印をつけ、その時間を見直しに充てたとき、彼の世界は変わった。
結果は、自己ベストを24点も更新。
これは魔法ではない。正しい"戦い方"を知っただけの、当然の結果なのだ。
「がんばることが、ちょっと好きになる」瞬間は、自分の努力が正しく結果に結びついた時に訪れる。
あなたの"戦い方"を、一緒に見つけます。
この記事でお伝えした戦略の要は、お子様にとってどれが"A"で、どれが"B"、そして"C"なのかを、テストの現場で瞬時に見極める力です。
STEPの無料体験授業は、単に問題を教えるだけの場ではありません。
お子様の現在の学力を正確に分析し、次のテストで結果を出すための「あなただけの作戦会議」を行う場です。
「捨てる勇気」と「拾う執念」。
正しい戦略を身につけ、君の"がんばり"を本物の得点力に変えてみませんか?