
当日点と内申、どっちが大事?|中3の保護者が知っておきたい両輪の話
2026年11月05日 08:14
「当日のテストで点を取れば、内申は関係ないんでしょ」
「いや、内申が足りないと厳しいって聞いたよ」
「結局、どっちを頑張ればいいの」
志望校の話になると、こんな迷いが出てきます。
当日点と内申、どっちが大事なのか。
はっきりしないまま、時間だけが過ぎていく保護者の方もいるのではないでしょうか。
先にお答えします。
当日点と内申は、どちらか一方ではなく両輪です。
そして、どちらを厚くするかは、志望校によって変わります。
当日点と内申の比重は、高校によって違う
大阪府の公立高校の一般選抜では、学力検査の点数(当日点)と調査書の点数(内申)の比重が、高校ごとに決められています。
当日点を重く見る高校もあれば、内申を重く見る高校もあります。
つまり、「内申が少し足りないから無理」とも、「当日点さえ取れば大丈夫」とも、言い切れません。
まず志望校の比重を知ることが、作戦の出発点です。
内申と当日点は、見ている力が違う
内申は、定期テストや提出物、授業での取り組みで付きます。
範囲が決まったテストで、日々の積み重ねを見る仕組みです。
当日点は、中学3年間の範囲から出ます。
範囲が広い分、「どこが抜けているか」がそのまま点に出ます。
定期テストでは取れるのに、実力テストになると下がる。
そんな子は、覚えたことをテストの直前に使っているだけで、まだ定着していない部分があるのかもしれません。
これは本人の努力が足りないという話ではありません。
勉強の仕方が、範囲の広いテスト向けになっていないだけです。
学校は一般解、塾は最短距離
学校の授業は、30人以上に届く説明をする場所です。
全員に向けた一般解を、順番に教えていきます。
一方で、当日点を上げるには、その子がどの単元で止まっているかを見つけ、そこだけを埋めることが近道になります。
中3の残り時間は限られています。
全部をやり直すのではなく、止まっている場所から始める。
それが最短距離です。
中3の秋からできる、両輪の回し方
当日点と内申を両方上げると聞くと、やることが倍になるように感じるかもしれません。
けれど、実際には重なっている部分があります。
定期テストの勉強で、間違えた問題をそのままにしない。
これは内申のためであり、同時に当日点のためでもあります。
入試は3年間の範囲から出ますから、今の単元を確かなものにしておくことは、入試の一部を先に準備することでもあるのです。
一方で、定期テストが終わったあとの時間の使い方は変わります。
テストのない週は、中1・中2の内容で抜けている単元を1つずつ埋めていく。
定期テストの前は、テスト範囲に集中する。
時期によって軸を入れ替えると、両輪が回り始めます。
大切なのは、「今は何のための勉強か」を本人が分かっていることです。
目的が分かると、同じ1時間でも、身につき方が変わってきます。
今日、家庭でできる一手
志望校の候補を1校だけ選び、当日点と内申のどちらを重く見る高校なのかを、親子で一緒に調べてみてください。
大阪府教育委員会が公表している資料や、学校から配られる進路の資料で確認できます。
「この高校は当日点が大事なんだね」
その一言で、子どもの中で、今やる勉強の意味が変わります。
家庭だけで見極めるのが難しいこと
ただ、比重が分かっても、どの単元から手をつければいいかを家庭で見極めるのは簡単ではありません。
5教科の3年分を見渡すには、専門の目がないと時間がかかります。
こんな様子があれば、家庭だけで抱えない時期です。
・定期テストと実力テストで、点数の差が大きい
・模試の結果を見ても、何を直せばいいか本人が説明できない
・志望校の比重を、親子のどちらも知らない
STEP教育学館がしていること
STEP教育学館では、実力テストや模試の結果から、その子が止まっている単元を探します。
毎週同じ講師が担当し、学習の計画と確認まで行います。
26年、のべ約4,000名の生徒を見てきた経験をもとに、志望校までの距離を一緒に測ります。
教室は松原市・大阪市の4教室(河内天美・布忍・中野・夕陽丘)です。
入塾を決めていなくても構いません。
まずは、今のお悩みをお聞かせください。
お子さんが乗り気でなくても、保護者の方おひとりで大丈夫です。
▼無料相談はこちら
https://step-mirai-kg.net/moushikomi?from=blog_20261104
「どっちが大事か」を迷ったまま、冬を迎えてもよいでしょうか。
それとも、志望校の比重を知るところから、今日始めてみるでしょうか。
関連記事:中3の実力テストで50点上げるには|秋からでも進路の選択肢は増やせます