子どもも親もスッキリ!悩みをほどく「5つの視点」
2024年11月22日 15:17
5つの視点で物事を考えてみよう!
みなさん、何か悩んだり、どうしたらいいか分からなくなったりすることはありますよね?
そんなとき、「5つの視点」を使うと、もっといろんな角度から考えることができます!
これを使えば、冷静に考えられるのではないでしょうか。
5つの視点って何?
①自分の視点
自分がどう思っているか、何を感じているかを考える。
(例)「私はこれをしたいけど、うまくできるかな?」
②相手の視点
相手がどう思っているか、どう感じているかを考えてみる。
(例)「友達はこれをどう思うんだろう?」
③第三者の視点
自分でも相手でもない、外から見た人の立場で考える。
(例)「先生だったらこの状況をどう見るかな?」
④メンターの視点
自分が尊敬する人や憧れの人なら、どう考えるかを想像してみる。
(例)「あの漫画の主人公なら、どんな決断をするだろう?」
⑤未来の自分の視点
未来の自分が今の自分を見てどう思うかを考える。
(例)「10年後の私は、この選択をどう思うかな?」
悩んだら、5つの視点を順番に考えてみよう。
紙にそれぞれの視点で思ったことを書き出してみるのもいいよ!
最後に、「自分が一番納得できる答え」を選ぼう!
🔳簡単な例をやってみよう!
お悩み:宿題がいっぱいあって大変!友達と遊ぶ時間がなくなりそう…。
①自分の視点:
「宿題は面倒だけど終わらせたい。遊ぶ時間もほしいな…。」
②相手の視点:
「先生は宿題を頑張ってやってほしいって思ってるんだろうな。」
③第三者の視点:
「家族や友達から見ると、宿題をちゃんとやるのはえらいって思うかも。」
④メンターの視点:
「憧れの先輩なら、きっと計画を立ててパパッと終わらせてるはず!」
⑤未来の自分の視点:
「宿題をやらずに遊んだら後で後悔しそう。終わらせてから遊んだ方が楽しいよね!」
宿題:今日から実践!
今日、1つだけ「5つの視点」を使って考えてみよう!
たとえば、「明日の準備どうしよう?」みたいな簡単なことでもOK!
みんなの心がすっきりする魔法みたいな方法だから、ぜひ試してみてね!
あなたならできるよ!😊
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更に深く考えてみよう!少し言葉が難しいかもしれません。
自分視点だけに頼るときの問題点
・客観性の欠如
自分の気持ちや考えだけを基準にすると、他人の気持ちや状況を見落としがちになります。
例)「自分は正しい」と思って行動しても、相手がどう感じるかを考えないと誤解や対立が生まれる。
・視野が狭くなる
他の視点を考えないと、状況を広い角度から見ることができず、解決策が限られてしまいます。
例)問題の本質を見失い、「なんでうまくいかないの?」と同じ場所で悩み続ける。
・偏った判断をする可能性
自分の価値観や先入観に基づいて物事を決めると、公平な判断ができなくなる場合があります。
例)「自分にとって楽だから」という理由だけで選んだ結果、周囲の負担が増える。
・感情に引きずられる
自分の感情にばかり集中すると、冷静に判断できなくなることがあります。
例)怒りや不安にとらわれて、長期的に見て不利な選択をしてしまう。
・他者との関係性に悪影響
他人の立場や気持ちを考えずに行動すると、信頼関係が損なわれる可能性があります。
例)「自分がこうしたいから」と押し通すことで、相手が「自分のことを考えてくれていない」と感じる。
STEP教育学館 塾長