高校受験で本当に怖いのは、不合格になることではありません。
もっと怖いのは、受験する前に、すでに選択肢が狭まっていることです。
公立高校は、内申点が中1から積み上がります。
私立高校は、中3秋の実力テストで、ほぼ決まります。
この構造を知らないまま中3を迎えると、「行きたい高校」ではなく「受けさせてもらえる高校」から選ぶことになります。
カリフラワーに住む虫は、カリフラワーが全世界だと思っている。
高校受験も、同じです。
何を知らないかを、知らない。
選択肢を失っていることに、気づけない。
私たちは、知らない家庭に、世界の広さを伝える塾です。
中学校の3年間は、人生の通過点です。
しかし、その通過点で、生徒は人として成長します。
そして、その3年間で、保護者が「知っているか、知らないか」だけで、子どもの人生の選択肢は大きく変わります。
これまで、4,000名以上の生徒と関わってきました。
点数が上がった生徒もいます。
志望校に合格した生徒もいます。
けれど、私が一番うれしかったのは、点数そのものではありません。
子どもの「姿勢」が変わる瞬間です。
中学生の1日で自由に使える時間は、数時間しかありません。
学校、部活、宿題、睡眠。
その少ない時間を、最も効率よく使うために、25年間、仕組みを磨いてきました。
25点伸びた時、生徒は「先生、5点も伸びたよ」と言います。
その「25点も」を、私たちは生徒と一緒に喜びます。
教育で本当に変わるのは、点数ではありません。
子どもの姿勢です。
ただ、絵を見て気づいたことがあります。
私の表情が、少しこわめに描かれていたのです。
子どもは、大人を正直に見ています。
彼の目に映った私の姿が、この絵に表れていました。
それから私は、もっと笑顔でいようと思うようになりました。
教育で変わるのは、子どもだけではありません。
子どもの目を通して、私自身も日々変わり続けています。
点数を伸ばすのは、当たり前のことです。
しかし、点数を伸ばすために必要なのは、「姿勢を育てる」ことです。
「先生、25点も伸びたよ」と喜んだ生徒たち。
「もっと笑顔でいてください」と、絵で教えてくれた塾生。
25年の現場で、私はずっと、子どもたちから学び続けています。
これが、STEP教育学館の25年です。
「学びの場を、何があっても守る」
その決意は、今、こうして卒塾生たちの笑顔として戻ってきています。
「成果責任でお預かりする」という言葉を、私はSTEP教育学館の中核に置いています。
この言葉の重みは、布忍教室の3年間と、高見の里教室の閉館で、自分自身が証明してきたつもりです。
子どもたちの学びは、大人の都合では絶対に揺らがせない。
それが、私の25年間の答えです。
私は、子どものやる気を待つだけの指導はしません。
やる気は、待つものではなく、設計するものです。
そう言える理由は、私自身が「学ぶ仕組み」を学び続けてきたからです。
2014年、塾を開業して13年が経った頃、私は東京まで通い始めました。
現代文のスペシャリスト、出口汪先生の「論理エンジン マスタープログラム」を受講するためです。
月に1回、東京に行き、朝から夜まで論理の習得に没頭しました。
2025年、私はテレビ局の取材を受けました。
取材のテーマは、「AIの新時代に対応する学習塾」でした。
私自身、塾の経営にAIを活用しています。
ChatGPT、Claude、Geminiといった複数のAIを使い分けながら、教材の研究、保護者対応の設計、HPやMEO投稿の改善にまで活用しています。
これは、子どもの教育に最善を尽くすために、使えるものは使うという私の方針です。
しかし、取材の最後に、私はあえてこう申し上げました。
最後に大切なのは、人です。
AIは、情報を整理し、選択肢を広げる強力な道具です。
しかし、子どもの心に寄り添い、保護者の不安を受け止め、生徒の成長を一緒に喜ぶことは、AIにはできません。
塾は、人と人が出会う場所です。
机を挟んで向き合い、目を見て話し、時には沈黙を共有する。
その時間の中で、子どもは大人を信頼することを覚え、自分自身を信じる力を育てていきます。
24年前、私が机一つから塾を始めた頃。
具志堅用高さんから「ずっと勝負は続くよ。人生は」という言葉をいただいた頃。
その時に大切だったものは、25年経った今も、何一つ変わっていません。
技術は変わります。
しかし、子どもの学びを支える人の本質は、変わりません。
STEP教育学館は、これからも、人と人が出会う場所であり続けます。
私は、すべての子に同じ言葉をかけるつもりはありません。
必要なことは、一人ひとり違います。
ただ、一つだけ約束できることがあります。
お子さまの今の状態を、曖昧なままにはしません。
何が足りないのか。
何を変えるべきなのか。
どこから始めればよいのか。
まずは、そこを一緒に整理します。
入塾を決める必要はありません。
「中3になる前に、一度話だけ聞いてみたい」
それで十分です。
お子さまの未来の選択肢を守るために、まずは現在地を確認してください。
私たちは、保護者の方と並走する塾です。
お子さまの人生は、お子さまのものです。
そして、その人生を「選べる状態」にしておくことは、私たち大人の責任です。
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対談
濱中治氏(元阪神タイガース・オリックスバファローズ)との対談
具志堅用高氏(元プロボクシング世界チャンピオン)との対談
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