STEP教育学館塾長 大森啓司 メディア出演実績多数 大阪府松原市の高校受験塾
2001年から始まったSTEP教育学館の物語開始文
STEP教育学館塾長 大森啓司 メディア出演実績多数 大阪府松原市の高校受験塾

高校受験で本当に怖いのは、不合格になることではありません。

もっと怖いのは、受験する前に、すでに選択肢が狭まっていることです。

公立高校は、内申点が中1から積み上がります。
私立高校は、中3秋の実力テストで、ほぼ決まります。

この構造を知らないまま中3を迎えると、「行きたい高校」ではなく「受けさせてもらえる高校」から選ぶことになります。


カリフラワーに住む虫は、カリフラワーが全世界だと思っている。

高校受験も、同じです。

何を知らないかを、知らない。
選択肢を失っていることに、気づけない。


私たちは、知らない家庭に、世界の広さを伝える塾です。

中学校の3年間は、人生の通過点です。
しかし、その通過点で、生徒は人として成長します。

そして、その3年間で、保護者が「知っているか、知らないか」だけで、子どもの人生の選択肢は大きく変わります。

教室契約直後のスケルトンの教室

正直に申し上げます。

当時、私は「スケルトン」(部屋の中身が空っぽの骨組みだけの状態)という言葉の意味すら知りませんでした。

契約書を交わし、壁紙や床材がはられていると思いながら、現地を訪れた時、目の前に広がっていたのはこの空間でした。

コンクリートむき出しの壁。
剥き出しの床。
窓から差し込む光だけが、その空間を照らしていました。

ここに、机を置く。
そして、生徒を迎える。

それが、STEP教育学館の始まりでした。

当時の私には、何もありませんでした。

お金も、ありません。
人脈も、ありません。
能力も、ありません。
情報も、ありません。

ネットはありましたが、今のように情報が豊富な時代ではありませんでした。
スマホもまだ、世の中にはありません。

できない理由しか、ない状態でした。

それでも、私は始めました。


開業して半年ほど経った頃でしょうか。

24歳の私に、ある対談の機会が訪れました。

相手は、元WBA世界ライトフライ級チャンピオンの具志堅用高さん。
13回連続防衛という、当時の世界記録を持つ方でした。

STEP教育学館塾長 24歳 元プロボクシング世界チャンピオン具志堅用高氏との対談
2002年頃、開業当初の対談
(左:具志堅用高氏、右:24歳の大森啓司)

机が3〜4個に増えただけの、開業したばかりの私の前に、世界チャンピオンが座ってくださいました。

私は具志堅さんに、こう質問しました。

「勝つ人と、負ける人の違いは何ですか」

具志堅さんは、こう答えられました。

「勝つ人は、途中であきらめない人。何を言われたって、突き進んでいく人だよ。」

当たり前の言葉のように聞こえます。
しかし、その言葉を語る具志堅さんのまなざしは、テレビで見る姿とはまったく違いました。
真剣で、鋭くて、24歳の私の心はえぐられました。

そして、別れ際に、こうおっしゃいました。

「ずっと勝負は続くよ人生は、でも勝負は、今だ。」

机が3〜4個しかなかった、開業したばかりの私への言葉でした。


あれから25年。

私はずっと、この言葉を抱えて教育の現場に立っています。

子どもの人生は、合格で終わりません。
受験は通過点に過ぎません。

だからこそ、目先の合格だけを目指すのではなく、子どもが「ずっと勝負を続けられる力」を育てたい。

「合格させるだけの塾」ではなく、「子どもの人生の選択肢を守る塾」でありたい。

その原点は、何もないスケルトン教室と、24歳のあの日に世界チャンピオンから受け取った言葉にあります。

これまで、4,000名以上の生徒と関わってきました。

点数が上がった生徒もいます。
志望校に合格した生徒もいます。

けれど、私が一番うれしかったのは、点数そのものではありません。

子どもの「姿勢」が変わる瞬間です。

ある女の子の話をします。

小学2年生の時、2万人が受ける全国模擬テストで、彼女の順位は1万8000番でした。
普通なら落ち込む順位です。
しかし、その子はこう言いました。

「下にまだ2000人もいる」
その言葉を聞いた時、私はこの子の中に、強い何かを感じました。

STEP教育学館 漢検2級合格 小学4年生 大阪府松原市の塾
小学4年生で高3レベル漢検2級に合格

それから2年後、小学4年生になった彼女は、漢検2級に合格しました。

高校3年生でも、大人でも、なかなか合格できない検定です。

何が起きたのか。

特別な才能があったわけではありません。

彼女が身につけたのは、たった2つのことです。

「受からなくても、受けることを決める」
「厳しくても、コツコツ努力する」

漢字をやっているうちに、彼女は漢字が好きになっていきました。
会話をする時の言葉も、理路整然と、分かりやすくなっていきました。

中学生の1日で自由に使える時間は、数時間しかありません。

学校、部活、宿題、睡眠。

その少ない時間を、最も効率よく使うために、25年間、仕組みを磨いてきました。

5点伸びた時、生徒は「先生、5点も伸びたよ」と言います。

その「5点も」を、私たちは生徒と一緒に喜びます。

教育で本当に変わるのは、点数ではありません。

子どもの姿勢です。

STEP教育学館塾長 大森啓司 塾生から贈られた似顔絵プレゼント
松尾こたろう君からいただいた似顔絵
教室長宮本(左) キャラクターまな(中)塾長大森(右) 
※HP画像のサイズのため一部加工有

ただ、絵を見て気づいたことがあります。

私の表情が、少しこわめに描かれていたのです。

子どもは、大人を正直に見ています。
彼の目に映った私の姿が、この絵に表れていました。

それから私は、もっと笑顔でいようと思うようになりました。

教育で変わるのは、子どもだけではありません。
子どもの目を通して、私自身も日々変わり続けています。

点数を伸ばすのは、当たり前のことです。

しかし、点数を伸ばすために必要なのは、「姿勢を育てる」ことです。

「下にまだ2000人もいる」と笑った彼女。
「先生、5点も伸びたよ」と喜んだ生徒たち。
「もっと笑顔でいてください」と、絵で教えてくれた塾生。

25年の現場で、私はずっと、子どもたちから学び続けています。

これが、STEP教育学館の25年です。

2020年、私は二つの大きな決断をしました。

一つは、布忍教室を予定通り開業すること。

もう一つは、その先で、高見の里教室を閉館すること。(2024年閉館)

正反対の決断のように見えるかもしれません。
しかし、根底にある思いは一つでした。

学びの場を、何があっても守る。

2020年6月、私は布忍教室を開業しました。

緊急事態宣言が出されてから2か月目のことです。

開業準備を始めたのは、その半年前、2019年12月でした。

当時、まだ「コロナ」という言葉を耳にしたばかりの頃です。

すでに話は動いていました。

その後、何が起きたか。

皆様もご存知の通りです。

2020年2月27日深夜、休校宣言が発令されました。

高校受験まで、あと2週間というタイミングでした。

私は、批判ではなく事実を申し上げます。

ウイルスは、人を選びません。

それなのに、なぜ子どもだけが休校になるのか。

大人は時間を短縮しながら外出が認められ、学生は黙食を強いられました。

ある生徒が、泣きながら私に言いました。

「先生、受験どうなるん?」
「塾に来たらいけないの?」

私は、教室を開け続けました。

受験を控えた生徒たちを、見捨てるわけにはいかなかったからです。

しかし、世間からはバッシングを受けました。

「人の命を軽視している」と。

私はここで、それ以上何も言いません。

ただ、悔しくて泣きました。

それでも、ある決意が固まりました。

学びの場は、何があっても守る。

その決意の象徴として、布忍教室を予定通り開業しました。

STEP教育学館 布忍教室外観 大阪府松原市 高校受験塾
2020年6月、緊急事態宣言の中で開業した布忍教室

開業から最初の半年、新規生徒の問い合わせは1人でした。

累積赤字は数千万円に達しました。

家賃補助が1度ありましたが、焼け石に水でした。

それでも、場所も従業員も維持し続けました。

3年間、ただ耐え続けました。

そして、その3年の中で、もう一つの決断をしなければなりませんでした。

2009年に開校した高見の里教室を、2024年10月に閉館することです。

この教室は、税理士の谷川先生から「松原で学習の場を提供したい」とご相談をいただき、何もない土地の前で語り合ったことから始まった場所でした。

マンションの1階に、たくさんの子どもたちが通ってくれた教室でした。

15年間、地域の生徒たちと過ごしたこの教室を閉じる決断は、心がえぐられるような痛みでした。

痛みが強すぎて、最後にはその痛みすら感じなくなっていました。

それでも、決断しなければなりませんでした。

塾全体を、生かすために。

一つの教室を守ることで、他の教室の生徒たちまで守れなくなる。

そのリスクを抱えるわけにはいきませんでした。

決断の重みに耐えていた私を、支えてくれた言葉があります。

学生時代から私を知り、社員として塾を下支えしてくれていた、教室長の宮本一樹。

宮本は、私にこう言いました。

「塾長が下した判断を、正解にする」

この言葉に、私は救われました。

経営者は、孤独な決断を背負うものです。

しかし、その決断を「正解にする」と言ってくれる仲間がいることは、何にも代え難い財産です。

コロナ禍で抱えた数千万円の赤字は、今も私の経営の中に残っています。

しかし、その赤字は、いつしか「頑張る理由の一つ」に変わっていました。

コロナ禍が落ち着いた後、卒塾生たちが集まってくれた日がありました。

STEP教育学館 卒塾生との集合写真 大阪府松原市の高校受験塾
コロナ禍を経ての、卒塾生たちとの再会 卒塾記念パーティー
※画素数の低い写真を引き伸ばしているため一部乱れがあります。

打ち上げの席に並んだ顔ぶれを見ながら、私は静かに感慨に浸っていました。

3年間、コロナ禍で苦しみ、教室を一つ閉じる決断もした。

そんな日々を超えて、卒塾生たちが再び集まってくれている。

塾を続けていなければ、この瞬間はありませんでした。

子どもたちは、卒塾しても私たちのことを忘れずにいてくれる。

そして、自分の人生を歩み始めた姿を、私たちに見せに来てくれる。

これが、25年間続けてきた仕事への、何よりの報いです。

「学びの場を、何があっても守る」

その決意は、今、こうして卒塾生たちの笑顔として戻ってきています。

「成果責任でお預かりする」という言葉を、私はSTEP教育学館の中核に置いています。

この言葉の重みは、布忍教室の3年間と、高見の里教室の閉館で、自分自身が証明してきたつもりです。

子どもたちの学びは、大人の都合では絶対に揺らがせない。

それが、私の25年間の答えです。

私は、子どものやる気を待つだけの指導はしません。

やる気は、待つものではなく、設計するものです。

そう言える理由は、私自身が「学ぶ仕組み」を学び続けてきたからです。

2014年、塾を開業して13年が経った頃、私は東京まで通い始めました。

現代文のスペシャリスト、出口汪先生の「論理エンジン マスタープログラム」を受講するためです。

月に1回、東京に行き、朝から夜まで論理の習得に没頭しました。

STEP教育学館塾長 出口汪先生論理エンジンマスタープログラム講習
STEP教育学館塾長(右) 出口汪先生(中)東京で開催されたマスタープログラムの講習風景

コの字型に並んだ机に座り、出口先生の話を一言も逃すまいとノートを取り続けました。

すでに塾を13年運営していた私が、もう一度「学ぶ側」に戻る経験でした。

論理を学んだことで、私の話す順番が変わりました。

それを変えるためのコツを覚えました。

結果として、現代文の読解問題で悩むことがなくなりました。

それどころか、「この選択肢、あまりよくないですね」と問題自体に突っ込めるレベルまで到達しました。

STEP教育学館塾長 出口汪先生論理エンジンマスタープログラム修了
2015年10月、論理エンジンマスタープログラム修了式 (左:大森啓司、右:出口汪先生)

出口先生の一番弟子になれたことは、今も誇りに感じています。

37歳で、東京通いを始めた理由は一つです。

子どもに「努力の姿勢」を教える指導者が、自分自身が学び続けていなければ、その言葉に重みは出ない。

STEP教育学館では、子どもに「仕組みで動く力」を教えています。

それは、私自身が「仕組み」を学び続けてきた経験から生まれた指導方針です。

「覚悟の瞬間」というWebTV番組に出演しました。

STEP教育学館塾長 覚悟の瞬間WebTV出演 大森啓司
WebTV番組「覚悟の瞬間」出演(2015年)
他の出演者:安倍晋三氏、テリー伊藤氏、ラモス瑠偉氏、田原総一朗氏など

安倍晋三氏、テリー伊藤氏、ラモス瑠偉氏、田原総一朗氏など、各界の第一線で活躍される方々と並んで「覚悟」を語る機会をいただきました。

私はそこで、「勉強」という言葉が嫌いだと話しました。

「勉める」「強いる」と書く。

強いられて勉めるものが、本当の学びなのでしょうか。

人生には、勉強よりもっと大事なものがあります。

しかし、目の前の学習にすら打ち込めない、誘惑に簡単に負けてしまうのでは、将来選択できる人生はやってこない。

10年以上前のこの言葉は、今のSTEP教育学館の哲学と何一つ変わっていません。

「受かるか」ではない。「選べるか」である。

私が25年以上、同じことを言い続けてきた理由は、ここにあります。

やる気は、待つものではなく、設計するものです。

子どもの教育は、保護者にとって人生で最も難しい挑戦の一つです。

だからこそ、私たち塾は、保護者と並走する存在でなければなりません。

「やる気が出てから始めよう」では、間に合わないのです。

現在地を確認する。

必要な課題を絞る。

小テストで定着を見る。

解き方の型を整える。

続けられる環境を作る。

その積み重ねが、成績を変え、習慣を変え、進路の選択肢を広げます。

これが、STEP教育学館の「成果責任」です。

「合格させる」と言うのは簡単です。

しかし、私たちは、その先を見ています。

子どもが社会に出た時に、「自分で選び、自分で進める力」を持っていること。

そのために、今、仕組みで動かす指導をします。

2025年、私はテレビ局の取材を受けました。

取材のテーマは、「AIの新時代に対応する学習塾」でした。

STEP教育学館塾長 大森啓司 AI新時代の学習塾としてテレビ取材
2025年、テレビ取材を受ける塾長
取材テーマ:AIの新時代に対応する学習塾

私自身、塾の経営にAIを活用しています。

ChatGPT、Claude、Geminiといった複数のAIを使い分けながら、教材の研究、保護者対応の設計、HPやMEO投稿の改善にまで活用しています。

これは、子どもの教育に最善を尽くすために、使えるものは使うという私の方針です。

しかし、取材の最後に、私はあえてこう申し上げました。

最後に大切なのは、人です。

AIは、情報を整理し、選択肢を広げる強力な道具です。

しかし、子どもの心に寄り添い、保護者の不安を受け止め、生徒の成長を一緒に喜ぶことは、AIにはできません。

塾は、人と人が出会う場所です。

机を挟んで向き合い、目を見て話し、時には沈黙を共有する。

その時間の中で、子どもは大人を信頼することを覚え、自分自身を信じる力を育てていきます。

24年前、私が机一つから塾を始めた頃。

具志堅用高さんから「ずっと勝負は続くよ。人生は」という言葉をいただいた頃。

その時に大切だったものは、25年経った今も、何一つ変わっていません。

技術は変わります。

しかし、子どもの学びを支える人の本質は、変わりません。

STEP教育学館は、これからも、人と人が出会う場所であり続けます。

私は、すべての子に同じ言葉をかけるつもりはありません。

必要なことは、一人ひとり違います。

ただ、一つだけ約束できることがあります。

お子さまの今の状態を、曖昧なままにはしません。

何が足りないのか。

何を変えるべきなのか。

どこから始めればよいのか。

まずは、そこを一緒に整理します。

入塾を決める必要はありません。

「中3になる前に、一度話だけ聞いてみたい」

それで十分です。

お子さまの未来の選択肢を守るために、まずは現在地を確認してください。

私たちは、保護者の方と並走する塾です。

お子さまの人生は、お子さまのものです。

そして、その人生を「選べる状態」にしておくことは、私たち大人の責任です。

※入塾を決める必要はありません

メディア出演実績

テレビ
サンテレビ

ラジオ
OBCラジオ大阪/ラジオ関西(CRK)/KBS京都

WEB・専門メディア
国際ジャーナル WebTV「覚悟の瞬間」

対談
濱中治氏(元阪神タイガース・オリックスバファローズ)との対談
具志堅用高氏(元プロボクシング世界チャンピオン)との対談

新聞
夕刊フジ