
【高校入試】当日に実力を120%発揮するための心構えと持ち物最終チェックリスト
2025年09月26日 16:53
いよいよ、高校入試本番。
これまで積み重ねてきた努力のすべてを、たった一日の試験に注ぎ込む。
その緊張感は、経験した人にしか分からない特別なものだと思います。
「ちゃんと実力が出せるだろうか」
「もし、知らない問題が出たらどうしよう」
不安で胸がいっぱいになるのは、それだけ真剣に取り組んできた証拠です。
大丈夫。
あなたはこの日のために、膨大な時間とエネルギーを費やしてきました。
この記事では、試験当日にあなたの実力を120%引き出すための「心構え」と、安心して試験に臨むための「持ち物最終チェックリスト」をお届けします。
前日の夜に、親子で一緒に最終確認をしてください。
実力を最大限に引き出すための「3つの心構え」
1. 「いつも通り」を心掛ける
特別な日だからといって、特別なことをする必要はありません。
朝起きる時間、朝食のメニュー、家を出る時間。
できるだけ普段の生活リズムを崩さないようにしましょう。
試験会場に向かう電車の中で、必死に単語帳を詰め込むよりも、好きな音楽を聴いてリラックスする方が効果的なこともあります。
試験が始まったら、「これは、いつもの模試と同じだ」と自分に言い聞かせてみてください。
過度な緊張がほぐれ、平常心で問題に取り組むことができます。
2. 難しい問題は、みんなも難しい
試験中、もし見たことのない問題や、解けない問題に直面しても、決して焦らないでください。
あなたが「難しい」と感じる問題は、周りの受験生も同じように「難しい」と感じています。
大切なのは、そこで時間を使いすぎないこと。
「後で戻ってこよう」と潔く次の問題に進む勇気が、全体の得点を左右します。
解ける問題から確実に点数を積み重ねていく、その戦略こそが合格への最短ルートです。
3. これまでの自分を信じる
入試前日や当日に、新しい知識を詰め込んでも、得点力はほとんど変わりません。
それよりも大切なのは、「自分は、これだけやってきたんだ」という事実を信じることです。
ボロボロになった問題集、何度も見返したノート。それら全てが、あなたの努力の結晶です。
不安になったら、目を閉じて、これまでの頑張りを思い出してください。
その努力が、必ずあなたを支えてくれます。
自信こそが、数年後に社会という自由だが厳しい海へ漕ぎ出すための、唯一の羅針盤となるからです。
忘れ物ゼロ!持ち物最終チェックリスト
前日の夜、必ずカバンの中身を確認しましょう。
当日の朝に慌てて準備すると、思わぬ忘れ物につながります。
【絶対に必須のもの】
☐ 受験票:(クリアファイルなどに入れて、絶対に汚したり折り曲げたりしないように)
☐ 筆記用具:(HBの鉛筆を複数本、よく消える消しゴムを2つ以上、携帯用の鉛筆削り。シャープペンシルは使用不可の場合もあるので、必ず募集要項を確認)
☐ 時計:(スマートウォッチや多機能なものは不可。シンプルな腕時計を用意しましょう。会場に時計がない、または見えにくい席になる可能性も)
☐ 現金・交通系ICカード:(受験校によりますが、交通機関のトラブルに備え、少し多めに)
【あると安心・便利なもの】
☐ ティッシュ・ハンカチ
☐ マスク:(予備も数枚)
☐ 上着など温度調節できる服:(会場の暖房が効きすぎている、または寒い場合に備えて、着脱しやすい服装で)
☐ 常備薬:(頭痛薬や胃腸薬など、いつも使っているものを)
☐ 最後に確認したい参考書やノート1冊:(お守り代わりにもなります。ただし、休み時間に見すぎて不安にならないように注意)
☐ カイロ:(手がかじかむと鉛筆がうまく持てません)
最後に
準備を万全に整えたら、あとは自分を信じて、目の前の一問一問に集中するだけです。
試験会場には、あなたと同じように、たくさんの夢と少しの不安を抱えた仲間たちが集まっています。
あなたは決して一人ではありません。
これまでの努力が、桜咲く春へとつながることを心から応援しています。いってらっしゃい!