
2学期の「つまずき」を「完全忘却」させない冬。 "ぬるま湯"の年末年始で学習風邪をひく前に、今すべきこと。
2025年11月07日 09:58
2学期の中間テスト。
特に、英語や数学の点数を見て、 「急に難しくなった」 「想像以上に、理解できていなかった」 と、胸がざわついた保護者様は多いのではないでしょうか。
中1の方程式、be動詞と一般動詞の混在。 中2の一次関数、不定詞と動名詞。
それらは、お子さんにとって「最初の脱落ポイント」です。
そして今、保護者様が本当に恐れているのは、 「このまま期末テストを乗り切り、“消化不良”を抱えたまま冬休みに突入したら、もう取り返しがつかないのではないか」 という、静かな恐怖だと思います。
なぜ、取り返しがつかないと感じるのか。
それは、本当の「脱落ポイント」が、テストそのものではないことを、 保護者様が本能的に知っているからです。
本当の「脱落ポイント」は、 学校の授業が止まる、あの「何もしない年末年始」です。
身についていない知識(消化不良)は、「忘れる」のが普通です。
学校も塾も行かない、だらけがちな年末年始の「ぬるま湯」のような時間。
その中で、2学期のつまずきは「完全忘却」という名の風邪をひき、 3学期(次の学年)のスタートラインに立つことすら難しくなってしまうのです。
そもそも、なぜ学校の授業だけで「消化不良」が起きるのか。
それは、学校と塾の「役割」が根本的に違うからです。
学校の授業は「一方通行」です。
決められた時間内に、全員に同じ内容を伝える必要があります。
解法も、基本的に教科書の「1種類」です。
我々(塾)の授業は「双方向」です。
お子さんが「なぜ、そうなる?」と詰まった瞬間に立ち止まり、対話し、時には「2種類目、3種類目」の解法(基本ルール)を示します。
2学期の内容が難しいのは、この「ルール」が複雑になるからです。
一方通行の授業でルールが曖昧なまま、問題演習(試合)だけを繰り返しても、消化不良になるのは当然なのです。
だから、我々STEP教育学館の冬期講習は、 ただ詰め込む場所ではありません。
「完全忘却」を防ぎ、2学期のつまずきを「二度と忘れない記憶に育てる」場所です。
そのために、 塾の授業は、たくさん詰め込む必要はほぼない、と我々は考えます。
大事なのは、
1. 定期的に「学習の空気」に触れ続けること。
2. 「教育者(講師)」と時間を共有し、記憶を呼び起こすこと。
「ぬるま湯」の環境では、忘却の風邪をひきます。
我々が提供するのは、 だらけがちな冬休みであっても、 「体の芯まで温まるような学習環境」です。
この「空気」の中で、 忘れていたルールを「呼び起こし」、 曖昧だった知識を「定着」させ、 次の学年、次の受験への「飛躍」の土台に育てる。
それこそが、今、この11月から始める冬期講習の、あまりにも重要な役割なのです。
2学期の「消化不良」は、まだ間に合います。
しかし、「完全忘却」になってからでは、取り戻すのに3倍の時間がかかります。
お子さんの「燃点」を探り、 「体の芯まで温まる」学習環境で、 次の学年への「確かな土台」を築く。
その「空気」を、体験しに来てください。