
中学生が授業についていけない本当の理由|「分からない」の放置は親が止められる
2026年10月27日 08:38
「授業、分かってる?」
「うん、だいたい」
その「だいたい」を信じていたら、返ってきたテストの点数を見て言葉を失った。
中学生のお子さんが、気づいたら授業についていけない状態になっていた。
そんな経験をした保護者の方もいるのではないでしょうか。
ある日突然、問題がまったく分からなくなるわけではありません。
小さな「分からない」「できない」「いい加減」が積み重なった結果です。
そして、その積み重ねを止められるのは、実は保護者の方です。
「分からない」は、利息のように増えていく
最初は、ほんの小さな「分からない」です。
数学の授業で、一つの式の意味が分からなかった。
先生に聞くほどでもないと思って、そのままにした。
次の単元は、その式を使って進みます。
分からないまま聞く授業は、半分しか頭に入りません。
半分しか分からない授業が続くと、ノートを写すだけの時間になります。
借りたお金に利息がつくように、放っておいた「分からない」は、次の単元で増えて返ってきます。
中学生が授業についていけない状態になるまでの3つの段階
「分からない」が積み重なるとき、多くの場合、順番があります。
一つめは、分からない問題を飛ばすようになる段階です。
二つめは、提出物の答えを写して出すようになる段階です。
三つめは、テスト前だけ何とかしようとする段階です。
どれも、本人なりに何とかしようとした結果です。
いい加減にしたくてしているわけではありません。
ただ、三つめまで来ると、テスト前の数日では取り戻せない量になっています。
ここで初めて、点数として表に出ます。
成績が下がった日は突然でも、つまずきはその日につくられたものではありません。
それは、親の責任なのでしょうか
あえて書きます。
中学生の勉強が分からなくなったとき、それを教えられなかったことは、親の責任ではありません。
五教科すべてを保護者の方が教えられる必要はありません。
ただ、一つだけ、親にしかできない責任があります。
それは、「分からない」がたまり始めたことに気づき、たまり続けない環境を選ぶことです。
子どもは、なかなか自分から「分からない」とは言いません。
言えば叱られる、もっと勉強させられる、と感じている子もいます。
本人が言わない以上、気づけるのは、いちばん近くにいる保護者の方だけです。
今日、家庭でできること
今日、お子さんの数学か英語のワークを、一緒に開いてみてください。
見るのは、正解の数ではありません。
赤ペンで答えだけが書き込まれ、途中の式や考えた跡がないページがないかを見ます。
そういうページがあれば、そこが「分からない」がたまり始めた場所です。
見つけても、叱らないでください。
「ここ、難しかった?」と聞くだけで十分です。
場所が分かれば、戻る道もはっきりします。
家庭だけで「分からない」を返していくのが難しい理由
場所が分かっても、そこから先が大変です。
中学の内容は、どこか一か所だけを直せば済むことはほとんどありません。
今の単元のつまずきの原因が、一つ前の学年の単元にあることも珍しくありません。
どこまで戻るかを見極めて、順番に積み直す必要があります。
これを毎日の仕事や家事と並行して、親子だけで続けるのは簡単ではありません。
教えられないことは、保護者の方の落ち度ではありません。
どこまで戻るかを見極めることそのものが、専門の仕事だからです。
こんな様子があれば、家庭だけで抱えない時期です
・ワークに、答えだけを写したページがある
・「分からないところは?」と聞くと、いつも「ない」と答える
・テスト勉強が、テストの2〜3日前にならないと始まらない
二つ以上当てはまるなら、「分からない」はすでにたまり始めています。
STEP教育学館がしていること
STEP教育学館では、授業を聞いて終わりにしません。
説明のあとに必ず自分で解く時間をとり、間違えた問題は、次に自分で解けるまで戻します。
毎週同じ講師が見るので、前の週の「分からない」を、次の週に持ち越しません。
どこまで戻ればいいかを見極めて、その子に必要なところから積み直します。
松原市・大阪市の4教室(河内天美・布忍・中野・夕陽丘)で、26年、子どもたちの「分からない」と向き合ってきました。
入塾を決めていなくても構いません。
まずは、今のお悩みをお聞かせください。
お子さんが乗り気でなくても、保護者の方おひとりで大丈夫です。
▼無料相談はこちら
https://step-mirai-kg.net/moushikomi?from=blog_20261014
「だいたい分かってる」のまま、この先も大丈夫でしょうか。
それとも、たまり始めた今のうちに、止められることがあるでしょうか。
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